け - - - けんけんぱ
よく 遊んだ、ね。
公園。
家の前の道。

「けんけんぱ」で 遊んだ、ね。


おとなと呼ばれる齢になると、
仕事が忙しいから だとか、
まだ若いから大丈夫だよ だとか、
生温いこと言ってられないよ だとか、
そういう理由をズンズン重ねて、
ずっと ずっと 「けんけん」 で進もうとしてしまう。

ずっと 片足だけじゃ 疲れちゃう、よ。

右足がダメなら左足で行けばいいし。
そしたら次は、また右足で行けるし。
大丈夫、大丈夫、あはははは・・・・・はは・・・。

そうやって、無理を重ねてしまう。


身体は 「ぱ」 と、地面に両足が付くときを 待っている。


ほんの少しの時間でも、いい。
意識して、両足を付けてあげないと。
自分の身体を、守ってあげないと。


「けんけんぱ」のリズムで 楽しく進めば、
今より もっと上手く、前に進めるかもしれない。
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thema:自作詩 - genre:小説・文学


ま - - - 巻き戻し
テラテラと楽しかった あの頃へ。
ヒラヒラと輝いていた あの頃へ。


いくら願っても、人生は 巻き戻せない。

ボタン一押しで キュルキュルとは 巻き戻らない。


今がツライなら、
無理に 楽しまなくても、いい。
無理に 笑わなくても、いい。

人生は、常に 再生されている。

いつか 楽しめるときが来るから。
自然と 楽しめるときが。


巻き戻し機能 も、
早送り機能 も、付いていない。
再生機能 のみ。

それは、みんなの共通点。


あなたの人生 も、
わたしの人生 も、
巻き戻しはできないけれど、
常に再生されている。


躓いても、
いつでも 再生できる。
posted by ひより
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thema:自作詩 - genre:小説・文学


「ひより」という名は、ドコから?
たまには、詩を 少し休憩して、お話でも。


わたしのハンドルネーム 「ひより」 は、
本名では ございません。

数年前に保護した、仔猫の名前なんです。
生後3週間弱と思われるそのコは、
目と鼻が、砂や泥で塞がれてしまっていて、
でも、一生懸命に 鼻をプピープピーと鳴らしながら、呼吸をしていました。

とてもバランスの良い毛色の、ミケ。

動物病院に連れて行き、
仔猫用の粉ミルクを買ってきて 飲ませ、
出来る限りのことはやってみたけれども、
わたしと一緒にいた期間は、3日間でした。


うちでは猫は飼えなかったので、
里親さんを探すときの為に 名前は付けていなかったけれど、
お空に舞ったときに 付けた名前が 「ひより」 です。


  日和。
  お日様の元で、平和に暮らせますように。


その名前を、わたしが継がせて貰いました。
言えば、二代目 ですね。


どうか、これからも よろしくお願いします。
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thema:つぶやき - genre:小説・文学


や - - - 矢印なんて
宙から見れば、小さな迷路。
自分にとっては、大きな迷路。


「→」  右に 曲がって。
「↑」  真っ直ぐ 進んで。
「←」  あ、次は、左に 曲がって。


そんな 親切な矢印は、人生には、ないよ。


矢印があれば、
迷うことは ないだろう。
壁にぶつかることも ないだろう。

その代わり、
人として、成長することも ないだろう。


壁を乗り越える のか、
壁を突き破る のか、
違う道を探す のか。


そういう方法を考えながら、
人は、
みしみしと、成長していくのだろう。
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thema:自作詩 - genre:小説・文学


く - - - 雲と流れる
秋は 気分が、しんみりする。
特に 何もなくても しんみり、と。
きっと 空気の温度が、そうさせる。


外に出て、
2、3時間 ただただ 雲を眺める。

青空 と 雲 のバランスが、絶妙。

このバランスを、待っていた。


何をするわけでもなく、
流れる雲を ただただ 眺める。

もやもやした感情  一緒に、流れる。
いろいろある悩み  一緒に、流れる。
うじうじする自分  一緒に、流れる。


すこし肌寒くなってきたら、
おうちに 帰ろ。
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thema:自作詩 - genre:小説・文学


お - - - お世話さま
なんて 品のあるコトバ。
なんて 可愛らしいコトバ。
なんて ココロのこもったコトバ。

先日、お友達から聞いた 「お世話さま」 というコトバ。

無理なく 使えそうな、
さらりと 使えそうな、
わたしにも 使えそうな。


「おおきに」というコトバは、
ある程度の人生経験と、貫禄がないと 決まらない。
未熟なわたしには、
まだ 少し 向こうにあるコトバ。


「お世話さま」は、
使っても許されるような、そんな コトバ。


大切にしたい、
たくさん誰かに伝えたい、そんな コトバ。
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thema:自作詩 - genre:小説・文学


の - - - 「乗れば?」
阪急電車 梅田駅。

駅から阪急百貨店までの間に、
ムービングウォークが、ある。

大阪のニンゲンにとって、
それは 「より速く歩くためのもの」 である。
決して、ゆったり進むためのものでは、ない。


たくさんの人が あっちに行き、こっちに行き、
目まぐるしく ぐるぐると動く梅田で、
ムービングウォークは、
いつも、ゆったり と どっしり と、構えている。


「乗れば?」と 言っているような。
「あたしが運んだるから、乗りぃや」
「あんたら、そんなに急いで楽しいか?」
そう 言っているような。


少し急ぐときは、ついつい歩いてしまうけれど、
時間があるときは、止まって ゆったり進んでみる。

ゆるりゆるりと 時間が 流れる。


降りるときに、聴こえる。
「はい、おつかれさん」 と。
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thema:自作詩 - genre:小説・文学


ゐ - - - 糸の繋がる先は
その糸は 誰と繋がっているんだろう。
その糸は どんな色なんだろう。


運命の人とは、
小指と小指が 赤い糸で結ばれている、と いわれる。

それじゃ、他の指は・・・?

親指は 家族と繋がる 白の糸。
人差し指は 親友と繋がる 緑の糸。
中指は 未来の自分と繋がる 黄の糸。

それじゃ、薬指は・・・?


糸の方から わたしに繋がってくるのか。
わたしの方から 糸に繋がっていくのか。


目に見えないから おもしろい。
たまに絡まるから ややこしい。
切っても切れないから うつくしい。


つたって、つたって。
あなたを、おもって。
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thema:自作詩 - genre:小説・文学


う - - - ウソかホントウか
自分の目で、
自分の耳で、
自分の触覚で、確かめなくては。


何が ウソで、
何が ホントウか。

誰が ウソを言っていて、
誰が ホントウのことを言っているのか。


信じるべきは、自分。


偽者 と 本物。

わたしは どっちだ。
posted by ひより
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thema:自作詩 - genre:小説・文学


む - - - 向き合う
手鏡 と、
あたたかい紅茶なんかを、用意する。

手鏡を 右手に 持つ。
紅茶を 左側に 置く。

自分と向き合う準備、完了。


鏡の中の自分と、差し向かいで 話をする。

 無理をしていないか。
 疲れすぎていないか。
 我慢ばっかりしていないか。


少し尖りかけた自分のココロを、
紙やすりで 少しずつ 角を落とすように。


鏡の中の自分の声を、
全身全霊で 聞いて あげる。
posted by ひより
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thema:自作詩 - genre:小説・文学


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