す - - - スカイブルー
白 か 黒 か、
はっきりしないとイケナイのだろうか。

中間の灰色は、曇ったイメージ。


白 か 黒 か、
じゃなく、
白 か 青 か。

それでも いいじゃないか。

中間は 空色。


春になれば 桜が咲き、
わたしの上には 青空が広がる。


色んな色で 気持ちを創る。


白と黒だけの世界は、
なんだか 少し寂しいから。


頭上に広がる 空。
灰色に雲っても、
いつか必ず 青く 晴れるから。
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thema:自作詩 - genre:小説・文学


せ - - - センチメンタリズム
わたしの隣で 冬が踊る。

まだ 少し早いんじゃないの。
まだ 秋としっかり遊んでいないのに。

読書の秋、だとか、
食欲の秋、だとか、
まだ しっかり 堪能していないのに。


あの頃の想い出に浸ったり。
落ち込んだフリをしてみたり。

薄手のジャケットを ひらりと羽織ったり、
秋色カーディガンを 鞄に潜めたり。

そんな楽しみを奪うかのように、
キリキリと舞って 冬がやってくる。


その風は 何処に吹くのですか。
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thema:自作詩 - genre:小説・文学


も - - - もういいかい
自分に尋ねる。
「もういいかい」

「まあだだよ」
そっか、焦らず 待ってみる。

タイミングを見計らって 何度も、尋ねてみる。
何年かかっても、いいから。
いつか必ず戻ってくるよ。

「もういいよ」

その声が聞こえたときは、
地面を 力いっぱい 蹴り上げて、飛ぼう。

出来れば 裸足で 蹴り上げよう。
自分の決意を 身体に響かせる為に。

少しくらい 痛くたって、かまわない。
その痛みは、
あなたを輝かせる痛みだから。
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thema:自作詩 - genre:小説・文学


ひ - - - 日陰
全身黒尽くめの17才。
目立たぬように。

日の光が カラダに眩しすぎて、
日陰を見つけて、落ち着いた。
ここが 自分の居場所だ、と 思った。

日向に憧れを抱きながら。


日陰から脱け出したくなり、
日向の明るさを求める。


でも、
日陰から見る日向は、光が強すぎて。
日向から見る日陰は、闇が強すぎて。


分かっていても、
その間を 行ったり来たり するんだろう。

これからも、ずっと。
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thema:自作詩 - genre:小説・文学


ゑ - - - 絵本の時代
こどもが キャッキャと、絵本を選ぶ。

それを横目でチラリと覗く。

目が合い、笑い掛けると、
一瞬、ハッとした表情になり、
数秒後に 恥ずかしそうに 笑う。

駆けてゆき、
「おかーさーん! この絵本よみたいー!」


こどものココロは、
羊水から繋がった海のように 広い。
シンプルなものを受け入れられる感性。

物事を複雑に考えようとし、
うっかりすると、
複雑なことが立派だと思ってしまいかねない わたしのココロ。


たまには、絵本の時代に戻ろう。
日向を 軽く 駆けてみよう。
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し - - - 白と黒を包んで踊る
その絶妙なチカラで、
その絶妙な笑顔で、
白の世界 と 黒の世界 を、
アナタは 操る。

白と黒の組み合わせで、
様々な色を創りだす。

桃色  朱色  黄金色  空色  深緑色。


その色に わたしは、魅せられる。

ときに 笑顔を誘い出して貰い、
ときに 涙を流す切欠を貰う。


アナタの色は アナタにしか出せない。


だから 会いに行きたくなるのだろう。
だから 愛に生きたくなるのだろう。


お互い オバアチャンになっても、
わたしは アナタの色を 愛するんだ。

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thema:自作詩 - genre:小説・文学


み - - - 見つからない、けど。
本当にやりたいことが、
自分にできることが、
見つからない。

周りの人は やりたいこと、見つけてるのに。
あっちで笑ってるあの人だって。
こっちで騒いでるあの人だって。


わたしは、見つからない。
どこにあるのよ、出てきなさいよ。

焦って もがいて 空回り。
知らずのうちに、ほら、自分を責めてる。


きっと、焦って探して見つかるものじゃない。
あるとき フッと降りてくるのかな。


早く見つけた人が 偉いわけでは、ない。
なかなか見つからない人が 劣っているわけでは、ない。
出逢うタイミングは 人それぞれ。


きっと、
わたしにも あなたにも、
ある日 フッと降りてくるんだろう。


そのときまで、
少しの時間 待ってみるのも、悪くはないだろう。
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め - - - 目の届く範囲
未来の自分を、描く。
理想の自分を、描く。
何年後かの自分を、描く。

それと同じくらい 大切なこと。

今の自分を、描く。


まずは、この目に、しっかり映る範囲から。


今の自分を 大切に、描いてあげる。

上手じゃなくても 構わない。
自分だけが見るものだから。
誰かに見せるものじゃないから。


今 を大切にしないと、
未来 を大切に出来ないよ。


未来の自分ために、今の自分を大切に描く。


それが、今のわたしに出来ること。
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ゆ - - - 夢みるために
一日の疲れを取り除くために、眠る。
明日も一日がんばるために、眠る。

わたしは 夢をみるために、眠る。


浅い眠りの水面を、
ゆらりゆらりと、
うつらうつらと、
朝まで 漂い続ける。


夢と現は、どこで繋がっているのだろう。
どんな形で繋がっているのだろう。


今宵はどんな夢に出逢えるのか。

そう思いながら、
首に手拭いを二巻きして、
今日も一日ありがとう と、床に就くのである。
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き - - - キモノマイソウル
自分に気合を入れたいとき、
何気ない日常に少し変化を加えたいとき。

そこに 着物が一枚あると、
気分転換 変身完了。


襦袢や着物で 自分の身の丈を知る。
帯をクッと締めて 自分の中心を確かめる。
下駄を履いて 一歩一歩を踏みしめる。


人生においての大切な教えが そこには詰まっている。


だから、簡単には着られない。
だから、綺麗に着られるようになりたい。

何回も 何回も 同じことを繰り返し、
やっと 人並みに着ることが出来るようになる。


そうやって、ひとつずつ 魂を積んでゆく。
posted by ひより
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